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FX会社の選び方

FX取引をするためには、まずFXを取り扱っている会社に口座を開く必要があります。 一部の会社に口座を開く際には外貨証拠金取引についての簡単な試験があるところもありますが、作業的には銀行口座を開くのと似たようなものですので特に難しいことはありません。

しかし、一番迷うのはどの会社に口座を開くか？という会社の選び方だと思います。 口座を開いた会社のシステムを使い、その会社の定めている手数料等のルールに従って取引するのですから、自分に合った会社を選んでおかないと利益を出せる状態でも損をしてしまうかもしれません。

FX会社の選び方の基準としては以下の項目が重要です。

・コスト

・取引手数料

・スプレッド

手数料は取引する通貨の単位によって発生する料金のことで、取引手数料は無料の業者が結構多いです。
スプレッドは売レートと買レートの差額のことで各業者がそれぞれ通貨ペアごとに設定しています。
取引手数料が無料かつスプレッドの幅が狭い会社であればコストが低く抑えることが出来ますが、スプレッドの幅は会社によっては変動することがありますので今現在だけのスプレッドの幅だけを見ずに長期間のスプレッドを見るようにしましょう。

・信頼性

・信託保全

・金融先物取引業者の登録

信託保全とはFX会社が顧客から預かった資産を金融機関に信託し、万が一会社が破綻した場合でも預けていた資産が守られるシステムです。
ただし、信託保全でも会社によって守られている資産の割合が違うので契約する前に確認しておきましょう。
現在の法律では全ての会社に金融先物取引業者の登録が義務付けられています。
会社を選ぶ際には一応金融先物取引業者の登録を確認しましょう。

・取引注文方法

FX会社はそれぞれ独自の取引システムを持っていて、注文方法もそれぞれです。
システムによっては使えない注文方法もありますので、自分の取引スタイルに合ったシステムを持っている会社を選びましょう。
また、約定・決済で注文があまりすべることのないシステムかどうかも大きな選考要素です。

・通貨ペア数

アメリカドル/円・ユーロ/日本円・アメリカドル/ユーロなど、取引できる通貨の組み合わせもFX会社それぞれ異なります。
スプレッド・スワップポイントとあわせて判断材料にしましょう。