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スプレッドとは

スプレッドとは通貨を取引する際の売値と買値の差額のことで、日本円から外貨を交換する際に一部を除いて売値と買値は同一ではありません。
これは日本円から外貨を売る場合と買う場合の手数料が含まれているためで、FX会社で手数料無料の会社はこのスプレッドが主な収益となっています。

スプレッドの幅はドルやユーロなどのメジャーな外貨だと狭く、逆にノルウェークローネやメキシコペソ等のマイナーな通貨だと広くなります。
これはペアとなる国の通貨の全体の取引量・信用度・国内情勢が影響していると考えられています。

下の図はスプレッドが3銭の場合を表しています。
この場合、買い・売りの注文が約定した瞬間に1通貨につき3銭の含み損を抱えることになりますので、3銭以上の値上がり・値下がりがないと利益が出ないことになります。
そのため、為替差益を狙った取引ではスプレッドの幅が狭い会社のほうが有利といえます。
ただしスプレッドの狭さを売りにしている会社でも、狙った金額で約定されなければ意味がありません。
FX会社を選ぶ際には注文でどの程度スリップするかも選考基準にするとよいでしょう。

FXは銀行での外貨預金と比べるとスプレッドの幅が非常に狭く手数料も安いので、外貨で円での利益を得ようとするには非常に有利です。
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